examination
カゲロウプロジェクト 考察
これは、じん(自然の敵P)が手掛けた『メカクシティデイズ』収録曲、『チルドレンレコード』収録曲と付録ブックレット、『メカクシティレコーズ』収録曲と付録ブックレット、小説カゲロウデイズを鍵に考察をまとめる。
・カゲロウデイズとはなにか?
カゲロウプロジェクトの最も重要となるキーワード『カゲロウデイズ』。
まずそのカゲロウデイズとは何かという疑問から解決していきたい。
初めに、『メカクシティデイズ』に収録された、アザミの曲である『シニガミレコード』からアザミが「終わらないセカイを作った」と描写されているのがわかるだろう。
これよりアザミの作った「終わらないセカイ=カゲロウデイズ」なのではないかと考えられる。この時、アザミは一人でこのカゲロウデイズに過ごす道を選ぶのだが、
この時の現実世界とカゲロウデイズのセカイの存在の仕方は以下のようになる。
これは、じん(自然の敵P)が手掛けた『メカクシティデイズ』収録曲、『チルドレンレコード』収録曲と付録ブックレット、『メカクシティレコーズ』収録曲と付録ブックレット、小説カゲロウデイズを鍵に考察をまとめる。
・カゲロウデイズとはなにか?
カゲロウプロジェクトの最も重要となるキーワード『カゲロウデイズ』。
まずそのカゲロウデイズとは何かという疑問から解決していきたい。
初めに、『メカクシティデイズ』に収録された、アザミの曲である『シニガミレコード』からアザミが「終わらないセカイを作った」と描写されているのがわかるだろう。
これよりアザミの作った「終わらないセカイ=カゲロウデイズ」なのではないかと考えられる。この時、アザミは一人でこのカゲロウデイズに過ごす道を選ぶのだが、
この時の現実世界とカゲロウデイズのセカイの存在の仕方は以下のようになる。
このように、二つのセカイが存在する形になり、アザミがカゲロウデイズの方へ移動したということになる。
しかし、それは昔の話だということは言うまでもない。
シオン・マリーが殺害された時、アザミは凄惨な出来事に我慢できなくなり、二人をカゲロウデイズのセカイに引き込むこととなる。
そして、アザミが唯一の統括能力である「目を合体させる」蛇をマリーに譲渡する。
これによってマリーの命は救われるが、シオンは命を落としてしまう。
さてここで問題になってしまったのが、アザミが統括能力を失ってしまったということだ。マリーをカゲロウデイズに引き込む際に、アザミがカゲロウデイズに命令した
『8月15日に死んだ命を引き込め』
これを、アザミは統括能力を失ってしまったことにより、解除することができなくなってしまう。
・二つ目のカゲロウデイズの発生
マリーに全ての蛇を統括する能力がある今、彼女はメデューサ本来の力を発揮することができる。
アザミから命を救われ、カゲロウデイズから出てきたマリーはメカクシ団たちと出会うことになり、外の世界の素晴らしさを知ることになる。
しかし、ブックレットでもあるように、「目が冴える」蛇の謀略により、次のカゲロウデイズが生じてしまった。それが以下のとおりである。
しかし、それは昔の話だということは言うまでもない。
シオン・マリーが殺害された時、アザミは凄惨な出来事に我慢できなくなり、二人をカゲロウデイズのセカイに引き込むこととなる。
そして、アザミが唯一の統括能力である「目を合体させる」蛇をマリーに譲渡する。
これによってマリーの命は救われるが、シオンは命を落としてしまう。
さてここで問題になってしまったのが、アザミが統括能力を失ってしまったということだ。マリーをカゲロウデイズに引き込む際に、アザミがカゲロウデイズに命令した
『8月15日に死んだ命を引き込め』
これを、アザミは統括能力を失ってしまったことにより、解除することができなくなってしまう。
・二つ目のカゲロウデイズの発生
マリーに全ての蛇を統括する能力がある今、彼女はメデューサ本来の力を発揮することができる。
アザミから命を救われ、カゲロウデイズから出てきたマリーはメカクシ団たちと出会うことになり、外の世界の素晴らしさを知ることになる。
しかし、ブックレットでもあるように、「目が冴える」蛇の謀略により、次のカゲロウデイズが生じてしまった。それが以下のとおりである。
上を見てわかるとおり、現実世界がカゲロウデイズと化してしまうのだ。
ここで先ほども言った通り「目が冴える」蛇の謀略、これがケンジロウの仕業だと考えるのが妥当である。
「目が冴える」蛇の謀略の概要は以下のようなものであると推測する。
・遥・貴音の死より、コノハ・エネを作る。
・この二人を使いカゲロウデイズを起こそうと目論む。
・黒コノハによるメカクシ団たちの殺害により、マリーにカゲロウデイズを起こさせる。
エネの役目がいまいちわからないが、ブックレットの漫画を読む限り黒コノハはマリーに現実世界のカゲロウデイズ化を煽るために存在すると考えられる。
ここで小説2巻の最後にケンジロウが呟いたセリフを紹介する。
「ともかく、『鍵』は手に入った。これで次の『カゲロウデイズ』を開けることが出来る。コノハ……お前はまだ……」
このセリフより
・鍵=エネ、コノハ
・次の『カゲロウデイズ』=マリーによる現実世界のカゲロウデイズ化
・コノハ……お前はまだ……=コノハがまだ黒コノハになっていない
と考えることはできないだろうか。
・カゲロウデイズによる症状
次に、カゲロウデイズに関わることにより起こる事象を纏めたい。
まず、ブックレットを読むと分かる通り、カゲロウデイズの関わり方は複数書かれている。
「カゲロウデイズに干渉」
「カゲロウデイズに接触」
「カゲロウデイズに飲み込まれる」
このように、3種類で記されていた。
そして、カゲロウデイズに干渉・接触した人物のリストを示す。
ここではあえて飲み込まれた人物に関しては割愛する。
ここで先ほども言った通り「目が冴える」蛇の謀略、これがケンジロウの仕業だと考えるのが妥当である。
「目が冴える」蛇の謀略の概要は以下のようなものであると推測する。
・遥・貴音の死より、コノハ・エネを作る。
・この二人を使いカゲロウデイズを起こそうと目論む。
・黒コノハによるメカクシ団たちの殺害により、マリーにカゲロウデイズを起こさせる。
エネの役目がいまいちわからないが、ブックレットの漫画を読む限り黒コノハはマリーに現実世界のカゲロウデイズ化を煽るために存在すると考えられる。
ここで小説2巻の最後にケンジロウが呟いたセリフを紹介する。
「ともかく、『鍵』は手に入った。これで次の『カゲロウデイズ』を開けることが出来る。コノハ……お前はまだ……」
このセリフより
・鍵=エネ、コノハ
・次の『カゲロウデイズ』=マリーによる現実世界のカゲロウデイズ化
・コノハ……お前はまだ……=コノハがまだ黒コノハになっていない
と考えることはできないだろうか。
・カゲロウデイズによる症状
次に、カゲロウデイズに関わることにより起こる事象を纏めたい。
まず、ブックレットを読むと分かる通り、カゲロウデイズの関わり方は複数書かれている。
「カゲロウデイズに干渉」
「カゲロウデイズに接触」
「カゲロウデイズに飲み込まれる」
このように、3種類で記されていた。
そして、カゲロウデイズに干渉・接触した人物のリストを示す。
ここではあえて飲み込まれた人物に関しては割愛する。
このように、カゲロウデイズに関わったものはほとんどの確立で能力を持つ蛇に取り憑かれることになる。
『干渉』というのは、先ほど説明したとおり、エネ・コノハの二人はカゲロウデイズの鍵となったため、『接触』ではなく『干渉』と明記されているのだと推測。
ロスタイムメモリーPVにて、伸太郎の死後にアザミと伸太郎が対面しているところから、カゲロウデイズに接触した描写を表していると考えられる。その後、アヤノと接触したあと、シンタローの目が赤くなるところから、能力を得たと予想できるが。その能力の詳細はいまだ不明。
・カゲロウデイズへの接触後
一番大事なのが、このカゲロウデイズに接触した後のことである。
アザミが蛇を統括していた頃の「シニガミレコード」では「終わらないセカイを作った」と記されていた。
『カゲロウデイズ』=『終わらないセカイ』とすると、ここで予想できるのは、
『カゲロウデイズ内では、人が死なない、または蘇る、または時間が巻き戻る。』
ということだ。全ての情報を見て考えると、『時間が巻き戻る』が有力だろう。
しかし、それはカゲロウデイズ内であって現実世界ではありえないことである。
・何故、死亡したと明記されたキャラクター達が蛇に取りつかれ、その後も現実世界で生活しているのか?
・そもそも死んだ後も現実世界で暮らしているのか?
この疑問では、『アヤノの幸福理論』またはブックレットにて解決する。
それが『アヤカがキド、カノ、セトの3人を家に連れてきた』という事実だ。
この頃のアヤカはまだ死んではいなく現実世界にいる。にも関わらず3人は既に能力を得ていた。これが決定的な証拠になり、死亡後も現実世界で暮らしていることになる。
その現象はマリーの作った、カゲロウデイズ化した現実世界では可能かもしれない。
しかしマリーが『目が冴える』蛇の謀略により現実世界をカゲロウデイズ化したと考えると、その『目が冴える蛇』=『ケンジロウ』説によると、その3人よりも先(アヤカが死ぬ前)にケンジロウがカゲロウデイズに接触していたという矛盾が発生する。
これより、マリーのカゲロウデイズ化はもっと後の話だと推測できる。
では何故、死亡後に現実世界で暮らしているのか。
その謎を解くのが、
『接触』
という言葉である。
カゲロウデイズに『飲み込まれる』と書かずに、何故『接触』という言葉を選んだか。
それは単に、登場人物たちはカゲロウデイズに『飲み込まれた』のではなく『接触』しただけであるからだ。ブックレットに載ってあるままの事実を言っただけだが、これが大事なのである。
登場人物たちが死亡した時点では、マリーはまだカゲロウデイズ化を起こしていなく、アザミが初めに作ったカゲロウデイズのみが存在している。
ということはつまり、死亡した彼らが接触したのはアザミの作ったカゲロウデイズだと推測できる。
理由は不明だが、そのままカゲロウデイズに飲み込まれずに、接触しただけで済むことにより、死んだという事実だけがなくなり、現実世界に戻ってくることが出来たのかもしれない。
これはロスタイムメモリーで、伸太郎がはさみで自害するも、アヤノと会った後にまだ生きていたことからも考えられる。
しかし、この部分の推測は曖昧で、証拠となる材料が少ないため断言はできない。
考察をここで一度中断しますが、意見があったらメッセージボックスからお願いします。
あくまで全て推測です。
『干渉』というのは、先ほど説明したとおり、エネ・コノハの二人はカゲロウデイズの鍵となったため、『接触』ではなく『干渉』と明記されているのだと推測。
ロスタイムメモリーPVにて、伸太郎の死後にアザミと伸太郎が対面しているところから、カゲロウデイズに接触した描写を表していると考えられる。その後、アヤノと接触したあと、シンタローの目が赤くなるところから、能力を得たと予想できるが。その能力の詳細はいまだ不明。
・カゲロウデイズへの接触後
一番大事なのが、このカゲロウデイズに接触した後のことである。
アザミが蛇を統括していた頃の「シニガミレコード」では「終わらないセカイを作った」と記されていた。
『カゲロウデイズ』=『終わらないセカイ』とすると、ここで予想できるのは、
『カゲロウデイズ内では、人が死なない、または蘇る、または時間が巻き戻る。』
ということだ。全ての情報を見て考えると、『時間が巻き戻る』が有力だろう。
しかし、それはカゲロウデイズ内であって現実世界ではありえないことである。
・何故、死亡したと明記されたキャラクター達が蛇に取りつかれ、その後も現実世界で生活しているのか?
・そもそも死んだ後も現実世界で暮らしているのか?
この疑問では、『アヤノの幸福理論』またはブックレットにて解決する。
それが『アヤカがキド、カノ、セトの3人を家に連れてきた』という事実だ。
この頃のアヤカはまだ死んではいなく現実世界にいる。にも関わらず3人は既に能力を得ていた。これが決定的な証拠になり、死亡後も現実世界で暮らしていることになる。
その現象はマリーの作った、カゲロウデイズ化した現実世界では可能かもしれない。
しかしマリーが『目が冴える』蛇の謀略により現実世界をカゲロウデイズ化したと考えると、その『目が冴える蛇』=『ケンジロウ』説によると、その3人よりも先(アヤカが死ぬ前)にケンジロウがカゲロウデイズに接触していたという矛盾が発生する。
これより、マリーのカゲロウデイズ化はもっと後の話だと推測できる。
では何故、死亡後に現実世界で暮らしているのか。
その謎を解くのが、
『接触』
という言葉である。
カゲロウデイズに『飲み込まれる』と書かずに、何故『接触』という言葉を選んだか。
それは単に、登場人物たちはカゲロウデイズに『飲み込まれた』のではなく『接触』しただけであるからだ。ブックレットに載ってあるままの事実を言っただけだが、これが大事なのである。
登場人物たちが死亡した時点では、マリーはまだカゲロウデイズ化を起こしていなく、アザミが初めに作ったカゲロウデイズのみが存在している。
ということはつまり、死亡した彼らが接触したのはアザミの作ったカゲロウデイズだと推測できる。
理由は不明だが、そのままカゲロウデイズに飲み込まれずに、接触しただけで済むことにより、死んだという事実だけがなくなり、現実世界に戻ってくることが出来たのかもしれない。
これはロスタイムメモリーで、伸太郎がはさみで自害するも、アヤノと会った後にまだ生きていたことからも考えられる。
しかし、この部分の推測は曖昧で、証拠となる材料が少ないため断言はできない。
考察をここで一度中断しますが、意見があったらメッセージボックスからお願いします。
あくまで全て推測です。